14:00
黒川温泉への旅路の途中、一面の草原が延々と続く阿蘇。
自然の大きさ、偉大さを感じさせてくれるよう。
途中の「大観峰」は、阿蘇の山々を一望できるビューポイントです。
人が横たわったようにも見える、「阿蘇五岳」に思わずため息が出ます。
※黒川エリアは、自然が残る“田舎”の集落です。公共交通機関はどうしても本数が少ないため、自家用車かレンタカーのご利用をおすすめしています。
15:00
山河へチェックイン。
四季折々の表情を見せる木々と、沢のせせらぎが迎えてくれます。
ありのままの自然を生かした、旅館全体の印象。
お部屋の名前も、宿周辺に植えられた木の名前からとられています。
15:30
“道が廊下、旅館はお部屋”という考え方の黒川温泉街。
黒川温泉全体が大きなひとつの旅館として、宿と店とが一体化しています。
入湯手形を片手に、カランコロンと下駄の音を響かせながら黒川一帯を散策。
おしゃれなカフェや、お土産屋さんを冷やかしながらお目当ての露天風呂へ。
※山河は、他の旅館から多少離れた位置にございます。車での送迎をいたしますので、お気軽にスタッフまでお申し付けください。
18:30
夕食の時間。
まごころ込めて手作りされた本格日本料理。
阿蘇の大地の恵みの新鮮野菜、そして「あか牛」を使った
贅沢で、かつ身体にやさしいものばかりです。
ひとくちごとに、感動とおいしさを感じながら、ゆったりと味わいます。
20:00
夕食後に立ち寄ったのは館内の小さな図書室「温故知新」。
憧れだった“書斎”のような雰囲気で、
いつもは読まないような本にも手が伸びます。
21:00
山河には、“薬師の湯”と“美肌の湯”がひかれています。
しっとりとなめらかな泉質で、心もいやされるよう。
また、桧風呂、切り石風呂、六尺桶風呂と家族風呂も多彩。
身体の芯からあたたまる、ゆったりとした時間が流れます。
※館内の露天風呂は22:30まで、薬師の湯、内風呂は24:00までご利用可能です(ご宿泊の方)。どうぞゆったりとお過ごしください。
22:00
お風呂上がりのほてった身体を休めに、川を眺める位置にある「月見台」へ。
夜空を眺めながらお酒をちびりちびり。
都会では感じられない星と月の輝きが、何にも代え難い肴になります。
部屋に戻っても耳に届くのは、川のせせらぎ、木々のざわめき。
大自然を感じながら、ゆったりと過ごします。
7:00
朝の散歩。
春は、目にも鮮やかな新緑、
夏は、濃い緑に彩られて
秋は、一面に色づく紅葉
冬は、風情ある雪景色。
また、かわいらしい生物との出会いも。
カワセミ、ヤマセミなどの鳥たち。
沢蟹や小魚、カエルなどの水辺の生き物。
季節によって変わる、日常にはない出会いに感動の連続です。
源泉となる“薬師の湯”の薬師如来も発見。
身体を労る効能があるとか。
手を合わせてごあいさつ。
7:30
朝の露天風呂。
すぐそばを川が流れ、自然に包まれた雰囲気。
木々のささやき、川のせせらぎに耳を澄ませて、旅の疲れをいやします。
※館内の露天風呂、薬師の湯、内風呂は朝6:00から、露天の家族風呂は7:30からご利用可能です(ご宿泊の方)。
8:00
朝食
散歩してお腹が空いた頃、待望の朝ごはん。
炊きたてのご飯のおいしさで、いつも以上の量をぺろりと平らげられそう。
9:30
チェックアウト。
自然の中での時間に、後ろ髪を引かれる想い。
鳥の声が別れを惜しんでいるようにも聞こえます。
チェックアウト後は、阿蘇をめぐり、南小国自慢のそばを食べるもよし、
スイーツのおいしいカフェに立ち寄るもよし。
いつもはなかなか味わえない、自然の息吹を充分堪能して、帰途につきます。